火葬場併設の斎場も
火葬場併設の斎場も
お葬式を行うのは斎場です。ここではお葬式だけを行うのが基本です。斎場によっては故人がお亡くなりになってからすぐにご遺体を安置する場所も提供してくれる所もあります。いずれにしても葬儀、と呼ばれる一連の儀式を行うところです。
これに対して火葬場は、ご遺体を火葬にする場所です。火葬を行うには火葬許可証が必要で、葬儀とはまた別の段階になります。そこで一般的には葬儀は斎場で行い、その後にご遺体を霊きゅう車に乗せて火葬場まで運んで荼毘にふすという段取りになります。
この移動が場所によっては結構大変です。ご家族は葬儀にも火葬にも付き添いますからみんなで車に乗って移動という事になりますが、ご家族が数人でもご高齢の方にとっては長い葬儀の後の移動は体力的にも負担です。そういう時には火葬場併設の斎場というのがあります。これは火葬のための設備を併設しているもので、手続き的にはあくまで別ですが一か所で葬儀から火葬までが済むため、移動する必要がありません。ご家族の負担もぐんと減って楽です。
斎場と火葬場の違い
斎場と火葬場は混同されやすいのですがそれぞれ役割が違います。
斎場は元々儀式を執り行う場所の意味があり、通夜や葬儀、告別式を行う施設で、火葬場は墓地、埋葬等に関する法律の第二条7項に規定されているように、都道府県知事の認可を受けて遺体を荼毘に付すための施設です。公営の場合どちらの施設も一つの行政区に一つもしくは二つ、複数の行政区で一つの市町村もあり宗派を問わずに利用できます。民営は葬儀社や寺院が所有し、寺院所有の時は宗旨宗派が異なると利用できないことがあります。以前は多くが別々の施設でしたが、最近は公営も民営も両方の施設を隣接させた会場ができつつあり、葬儀を行った後に併設する火葬場を利用するので遠くまで移動する手間がなくなりました。民営の場合は葬儀社を手配すれば会場も決まります。公営の場合は故人または喪主が利用する施設がある自治体の住民であることが条件です。葬儀の手配をするときはそれぞれの施設が併設か隣接しているか、別々の場所にあるかを確認することも必要です。
◎2024/5/15
情報を更新しました。
>斎場と火葬場を巡る知識:遺族が知るべき儀式とその流れ
>斎場でのお別れの時間をサポートする、控え室の上手な利用法についての解説
>斎場を訪れる際の便利なアクセスポイント:駐車場情報を網羅
>民営斎場を利用する際の注意点とメリットを解説するお役立ちガイド
>斎場とホテルを上手に利用するためのお役立ち情報ガイド
◎2023/7/21
情報を更新しました。
>高齢者に配慮がされている斎場を選ぶことが重要です
>斎場では葬儀に関する生前相談を行っています
>斎場で生前葬を行うことを選ぶ人が増えています
>斎場でペット火葬を行っているところも増えています
>大きな斎場ともなると食事会場が別に設けてある
◎2022/9/15
情報を更新しました。
>関東で斎場を選ぶときにチェックしたいところ
>斎場で火葬をするかしないかは参列者に合わせて判断する
>公営斎場は一般葬と家族葬の両方を実施することが可能
>非常に気になる!斎場を寺院にすることはできるのか
>菩提寺を葬儀の斎場とするにはどうしたらいいのか
◎2019/2/8
バリアフリー対応がおすすめ
の情報を更新しました。
◎2018/12/5
斎場へのアクセスは事前に連絡
の情報を更新しました。
◎2018/10/12
パーキングの必要性
の情報を更新しました。
◎2018/8/3
火葬場併設の斎場も
の情報を更新しました。
◎2017/5/8
参列者に優しい斎場
の情報を更新しました。
◎2018/3/9
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